知っておこう、リバウンドの原理


ダイエットしていると必ず聞くといってもいいのが、リバウンド。リバウンドしないように、しっかりお勉強しておきましょうね。
一日食事は一食!!なんていう無理な食事制限をして、3日後に3s減った!と喜んで、またいつもの食事に戻すと、その3日後に4s増えた…なんてこと、経験したことある人もいるんじゃないかな?
人間の体っていうのは, 何らかの理由で食事がとれないような、サバイバル状態になっても生き残れるように、環境適応能力っていうものが備わっているの。極端に食事を減らすようなダイエットをしていると摂取するエネルギーが今までより大きく減ってしまうことによって、体はサバイバル状態だと勘違いしてしまうんだね。少ないエネルギーでも生きていけるように・・・って体を維持しようとするもんだから、基礎代謝っていって、人間が普通に生活していて消耗するエネルギーをガックリと減らしてしまうの。(寝ていても、息をしていても、人間っていうのは常にエネルギーを消耗しているものなの。)やせるためには、摂取するエネルギーよりも、消費するエネルギーの方が大きくならないといけないでしょ?それなのに、1日に消費するエネルギー量が前よりも減ってしまうから、もとの食事に戻した時、消費エネルギーより、摂取エネルギーの方が断然、多くなって結果的に、体重は減量前より増加することになってしまうということ。恐いよねえ・・・。
だから、一食抜いて一日に2食にすればその分摂取するエネルギーが減ってやせられる!と思っていると痛い目に合うぞ!!一日2食にすると食事と食事の間隔が長くなるでしょ?そうすると体はこれまたサバイバル状態と勘違いをしてしまい、食べ物が体に入ってきた時、「よっしゃ!食うぞ!!」と勢いよく体内に吸収して、吸収した栄養を「体脂肪」という形でここぞとばかりに体にためこむんだね。
だから、よく考えてみるとね、おやつを食べることも悪いことじゃないんだよ。食事と食事の間隔があまりにもあいてしまう時は、ヨーグルトとか、バナナとか、体にいいおやつを食べると次の食事の時の吸収は穏やかなものになるんだ。だからといって、何でも食べすぎは注意だよ。