雲のできかた
みんなの立っている地面の上には、空がひろーくつづいている。
その空の中には、いくつかの雲が浮かんでいる。
では、その雲ってどうやってできるか、知っているかな?
まず、空の中にはいっぱいの空気があるよね。
その空気の中には、水蒸気(すいじょうき)がたくさんふくまれている。
水蒸気(すいじょうき)というのは、水があたためられてふっとうして、気体にな
ったものなんだ。
たとえばやかんに水を入れて火にかけてふっとうすると、ゆげがでてくる。
ゆげとヤカンの口の間の見えない部分が水蒸気っていうんだ。
その水蒸気っていうのは、ものすごく小さい水のつぶがあつまったものだから、
目で見ることはできないんだ。
それが、土の小さなつぶや海のしぶきからっできたつぶ(これを、核 (かく))を
とりかこんで、水滴(すいてき)をつくる。
これが、雲のもとってわけだよ。
この雲のもとがいっぱいあつまって、白く見えているのが、雲です。
だから、ゆげや、寒いところでの息は、白く見えているんだよ。
雲と霧のちがい