6月 バラ


花言葉と象徴
バラ全体:愛、純潔。
沈黙を象徴することもある。

赤いバラ: 愛、恋
ピンクのバラ: 感銘
黄色のバラ: 嫉妬
白いバラ: 私はあなたにふさわしい


花言葉や象徴の由来
「沈黙」の由来
これはギリシア・ローマ時代の伝承によるものです。
ビィーナスが息子キューピッドにバラを送ったら、
息子はそのバラを沈黙の神ハルポクラテスに与え、
これで神々の弱点を隠すようにと言い聞かせました。
こうして「沈黙」を象徴するようになりました。

「純潔」の由来@ギリシアの伝承
バラはローデンテという名の美しい女性だと言われていました。
王侯や貴族たちは、あの手この手で彼女から
愛を勝ち得ようとしていました。
ちょっとしつこい彼らに悩まされていた彼女は、
純潔の女神アルテミスのところに避難しました。
しかし、こんなことで引き下がる男性陣ではありません。
求婚者たちは、ローデンテを追いかけて、
神殿の門を壊してしましました。
女神アルテミスは、このハレンチな行為に怒り、
ローデンテを赤いバラに変えてしまいました。
この赤という色は、求婚者に見られた時に、
ローデンテの美しい顔が恥じらいで
赤く染まったことを表しています。

「純潔」の由来Aキリスト教
バラはキリスト教を表し、
「天上の至福」という意味があります。
墓に彫られたバラは「復活」を意味します。
また、比類のない存在の印として、
バラは聖母マリアのものとされています。
聖母マリアから純潔という花言葉が
生まれたと言われています。
 


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