愛に応えて
うぬぼれ
あなたはあなた自身をあまりにも愛しすぎる
生まれたものです。
美青年ナルシスは、多くの女性から愛されている
にも関わらず、誰のことも愛さなかったのです。
それどころか、ナルシスに好意をよせている
女性に対し、冷たくしていました。
このように女性を悲しませるナルシスに
女神ネメシスは怒り、ナルシスに呪いをかけて
自分しか愛せないようにしてしまいました。
自分をあまりにも愛しすぎるナルシスは
１日中、水面に映る自分の顔を見ずには いられませんでした。
自分に恋する苦しみのあまり、 ナルシスはがりがりにやせて、
ついにはスイセンの花になってしましました。
このことから、スイセンは「うぬぼれ」を
表すことになりました。
また、自分はかっこいいと思って
自分に酔いしれている人のことを
ナルシストと言いますが、この言葉は
このギリシャ神話のナルシスからきています。
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