付喪神(つくもがみ)、九十九神ともいわれる妖怪のことを知っているかな? 『付喪神記』というう書物(しょもつ)なんかで有名な妖怪たちなんだ!! |
陰陽雑記(おんみょうざっき)に云(い)う。器物百年(きぶつひゃくねん)を経(へ)て、化(か)して号(ごう)すと云(い)へり。人の心を誑(たぶら)かす、これを付喪神(つくもがみ)と号(ごう)すと云(い)へり。これによりて世俗(せぞく)、毎年立春(まいとしりっしゅん)に先立(さきだ)ちて人家(じんか)の古道具(ふるどうぐ)を払(はら)い出(い)だして、路次(ろじ)に捨(す)つる事侍(ことはべ)り。これ煤払(すすはら)いと云(い)ふ。 |
![]() |
雲外鏡(うんがいきょう) | いろいろな妖魔(ようま)の形を映(うつ)し出し、その正体を見破(みやぶ)るという照魔境(しょうまきょう)が動き出した妖怪 |
![]() |
骨傘(ほねからかさ) | 古い傘の怪。雲を起こし、雨を降らすという鴟吻(しふん)<北海に住む龍頭(りゅうとう)の魚>を図案化(ずあんか)したらしい・・・・ |