「イーハトヴは一つの地名である。強て、その地点を求むるならばそれは、大小クラウスたちの耕してゐた、野原や、少女アリスが辿つた鏡の国と同じ世界の中、テパーンタール砂漠の遥かな北東、イヴン王国の遠い東と考へられる。実にこれは著者の心象中に、この様な状景をもつて実在したドリームランドと
しての日本岩手県である。」
これは、童話集「注文の多い料理店」刊行の際、宮沢賢治自らが作った広告文の一節です。
「イーハトヴ」とは、「岩手県」をエスペラント風に表した宮澤賢治の造語なのですが、これは、宮沢賢治の心象中に実在した“ドリームランドとしての岩手県”であり、宮沢賢治の作品の舞台でもあります。
「イーハトヴ」の旅と称して、岩手県花巻市へ訪れ、宮澤賢治がのゆかりの場所や記念館、施設などを巡る人はとても多いそうです。
宮澤賢治の生家や、墓所、宮沢賢治記念館、宮沢賢治イーハトヴ館など、たくさんの賢治スポットがあります。
もしも岩手県へ訪れる機会があったら、さまざまな宮澤賢治にであう「イーハトヴの旅」をしてみてください。きっと新しい宮澤賢治の魅力に引き込まれていくことでしょう。