棚から牡丹餅
たなからぼたもち
意味
思いがけない幸運のたとえ。また、その幸運に出会うこと。
から牡丹餅??
今日では「たなぼた」と略されて言うことも珍しくないこのことば。棚の下でただ口を開
けて待っているだけで棚の牡丹餅が落ちてくるという実にうまい話である。現代の日本
では牡丹餅の価値が下がったように思うが、江戸時代では牡丹餅はお酒と並ぶ嗜好
品だったのです。江戸時代の人からすれば、棚から偶然牡丹餅が落ちてくるということ
はよほどラッキーなことだったに違いない。