『きしめん』→小麦粉を水でねって、うすくのばしたものを 竹筒で碁石(きし=ごいしのこと)の形に押し切って作ったから。 また、紀州の人が作り方を教えたので「きしゅうめん」となり、それが、いまの「きしめん」に変化した。 |
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『そうめん』→「索麺」(さくめん)がさうめん→そうめんと変化した。 さくめんとは、縄のような形の麺類のことをいうんだよ。 今は、「素麺」と書きます。 |
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『冷麦』→小麦粉を練って、うすくのばし、細く長く切ったので、「切り麦」といった。 それを熱くして食べるのを「熱麦」といい、冷たくして食べるのを「冷麦」といった。 |
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『ほうとう』→山梨県の名物で、もとは、うどんのようなものを「はくたく」といって、それが、「ほうとう」に変化したんだ。 | |
『ちゃんぽん』→中国語の「吃飯(シャポン)」【食事のこと】からきている。また、「ちゃん」は鐘の音、「ぽん」はつづみの音をあらわし、いろんな音で合奏することになる。そこから、肉、野菜、ねり製品など、いろんな材料の入った料理をこうよんだ。 | |
『春雨』→細くて、透きとっていて、雨のようだから。中国料理によく使われる。『ラーメン』→中国で生まれた食べ物で「拉麺」と書き、「拉」はひっぱるとかひきのばすという意味。小麦粉・卵・かん水・水をまぜたものを麺棒でのばし、手で何回もひきのばして作った手打ち麺のことをいうんだ。 |
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