五行説相克って何?

前のページではお互いに相性のいい五行相生(ごぎょうそうせい)について見ました。今度は反対にお互いに相性が悪い五行相克(ごぎょうそうこく)について、見てみましょう。

相克というのは, 相性が悪いこと、対立することをいいます。 たとえば、水は火を消してしまえます。 火は水にはかなわないというかんがえかたです。
同じように、土から生えている木は土を支配します。このように、下の表の矢印で示されているのは、お互いに協力したり、一緒にいることが難しい関係を示しています。



五行相生、五行相克でみてきたように、五行説とは、それぞれの要素が助け合ったり 打ち消しあったりしながら世界は動いている、という 考え方です。