詩のしょうかい




わたしと小鳥とすずと

わたしが両手をひろげても、お空はちっともとべないが、
とべる小鳥はわたしのように、地面をはやくは走れない。
わたしがからだをゆすっても、きれいな音はでないけど、
あの鳴るすずはわたしのようにたくさんうたは知らないよ。

すずと、小鳥と、それからわたし、みんなちがって、みんないい。


こころ

ゆうやけがあんまりきれいだったりすると
おれ しんとしたこころになる
ゆうやけのところへいって
はなしあいたくなる
なにをはなすかっていうと
あかちゃんだったときのこととかさ
しょうらいどうなるかってこととかさ・・・
いつもはこんなこと
おもわないんだぜ・・・

おれ
こころいっぱいもっているんだな

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