何故、今心理学なのか?
小中学校の不登校は年々増加し、文部省の小学校基本調査によると、1996年度に
不登校で年間30日以上欠席した児童生徒は9.4万人を越えました。児童生徒の総数は
小中学校ともに史上最低で、不登校の比率は小学校で416人に1人、中学校で61人に
1人となりました。今後もこの傾向は津ずくと考えられR、また、小学校では”学級
崩壊”がおき、中学校でもその影響を受けています。
この状況を変えるべく、学校カウンセラーの導入が叫ばれ、徐々に対策が立てられています。
私も、不登校の子どもたちにとても関心があり、是非心理学を学んで学校現場を自分の目
で確かめてみたい、と思っていましたが、3年生になった今、進路のことで悩んでいます。
というのも、心理学の領域は広く、関心としていたことも学ぶにつれて、どんどん変化して
いくからです。“心理学を学んでみたい”と思っている人はどんどん学んでいって欲しい
ですが、様々なことに関心を持って、広い視野でものごとを見ていって欲しいと思います。
特に学校現場に興味があり、教師になりたい!と思っている人は「学校教育コース」を、
何故そのようなことが起こるのか、人間の心のメカニズムを学びたい人は「人間発達科学コース」
に進むことをオススメします。