「レミング」ナゾの行動


どうでもいい話〜その壱〜



みなさん「レミング」ってネズミ、知ってます?(ちなみに私は知らなかった。)
地球の北のほうに住み、尾は短く、ずんぐりした体形。そして耳が小さい。
大体10センチメートルほどで、ネズミを少し大きくしたような「ネズミ」さんを想 像してほしい。



このネズミのなにがそんなに不思議なのだろうか?
じつはこの生き物、いつもは静かな生活をおくっているのだが、ある日突然いっせ いに姿をあらわし、巨大なネズミの群れをつくって行進を始めるのだそうだ。もち ろんそんなサブイボがうくような行列は見たことない(見たくもない)。見たこと はないが、ディズ○ーやユニバー○ルスタジオのうじゃっとした人間どもと同じ景色だっ たりして・・・・・

どんどん前進してきたネズミたちは、ついに道の最後にたどりついてしまう。

前は海、後ろは今来た道だ。
私ならここで進むことをやめるのだが、この「レミング」たちは止まることを知らな いネズミたちだったから、大変だ!!次々に水に飛び込んでいく!!もちろん水中 で息ができるはずもなく、死んでしまうのだが・・・。あとからあとから、途切れ ることなく水の中に入っていくネズミの大群は立ち止まる気配すらない。

うーん、私にはできそうにないことだ(笑)。
前の人がおぼれたら危ないと思って引き返すだろう、普通。死んじゃうの嫌だもの。

でもこの「レミング」たち、なにも死にたいから水に飛び込んでいるわけではない。
たぶん、増えすぎたネズミ(『人口』ならぬ、『ネズミ口』)を減らすために自分か ら飛び込んでいくのだそうだ。
その証拠(?)に、ある程度数が減ると残りのネズミたちはピタッと水に飛び込むの をやめ、来たときのようにどこへともなく姿を消してしまうのである。

いったい、どこから来て、いや、それよりも、どこにいるかも分からない仲間の数が 増えすぎたことを、どうやって知ったのだろうか?

そういう意味でも「レミングのナゾの行動」といえる話であった。