この作品は、楽団でセロをひくかかりのゴーシュは、セロをひくのが下手。ところが自分の家にくる動物達は、自分にセロをひいてとたのみます。 動物がゴーシュの弾くセロの音色を聞いているときの動物たちの表現がとても面白い作品です。 私は、子供の頃には演奏家の単なる成長物語としての印象しか持たなかった作品ですが、今になって読み返してみると、その胸の奥にモヤモヤとしたものが引っ掛ってきました。 この作品はアニメにもなっているそうなので、一度見てみようと思っています。