
漢字は、中国の伝説時代の黄帝のころに、ソウキツがつくりだしたと言われています。
鶏の足跡がヒントだなどと言われていますが、これは全くの伝説であります。
日本に漢字が伝わったのは、日本書紀に寄れば「応神天皇15年」の年と言われていますが
この応神天皇15年の年が正確に言っていつであるかは、学説によってまちまちですが
大体千7百年ぐらい前の事です。ところが、この漢字も日本へ伝来する前に、
中国でハッキリわかっているだけでも、すくなくとも2千年という歴史を持っています。
つまり、漢字には、正しくわかっているだけでも、三十数世紀という歴史が、しみついていることになります。
三十数世紀前の中国といえば、殷の王朝時代であり、もうこのころに”文字”があったわけです。
といっても、数も多いものではなく、誰でも気安く書けるというものではありませんでした。
文字は、宮廷用のものであり、おまけに、神聖な占いの記録であったからです・・・・・。
