オギノ式 
次の月経(げっけい)くる予定の前の日からぎゃくに計算して、12日目〜16日目にあたる5日間を排卵(はいらん)期間とし、さらに、その前の3日間を精子生存期間(せいしせいぞんきかん)とし、2つの期間の日数をたした8日間を妊娠(にんしん)しやすい期間とするのが、オギノ法です。 オギノ法は、短かくても1年間の毎月の月経の日をきろくしておき、自分の月経がどの期間でくるのか(月経周期:げっけいしゅうき)をわかっておく必要があります。 しかし、月経がどの期間でくるのかだいたいわかっていても、くるうこともあるので注意してください。
オギノ法と基礎体温法(きそたいおんほう)との違い
下の表をみると、オギノ法と基礎体温法とでは月経がどの期間でくるのかというのが長いか短いのかで、妊娠するかもしれない期間にちがいがあることがわかります。 下のオギノ法は、排卵期間をぎゃくに計算する日数が同じなので、月経周期が長くても短くても関係なく、妊娠するかもしれない期間が同じですからまちがいがあります。

短周期…月経がくる期間が短い
中周期…月経がくる期間が普通
長周期…月経がくる期間が長い
それに対して、下の基礎体温法は、月経周期の長いか短いかで、妊娠するかもしれない期間が変わるので、正しい期間がわかるのです。

短周期…月経がくる期間が短い
中周期…月経がくる期間が普通
長周期…月経がくる期間が長い
つまり、同じ型の月経周期でもオギノ法の妊娠するかもしれない期間が、基礎体温法でみる正しい期間からずれることがあるのです。
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