ペッサリー法
ペッサリーはゴムのようなまくがはってある円形で女性用の避妊具(ひにんぐ)です。 これをセックスの前に、膣(ちつ)から入れて、子宮口(しきゅうこう)にかぶせ、精子(せいし)が子宮内に入るのをまもる方法がペッサリー法です。
この方法を使い炊いときは、病院でその人の膣に合うサイズのペッサリーをさがしてもらい、使い方を教えてもらいましょう。 ペッサリーだけでも使えますが、避妊用ゼリーをぬって使うとすきまから子宮に入ろうとする精子(せいし)を殺せるので、より良い避妊ができます。 避妊用ゼリーがない時は、早めに膣の中をあらう方がよいでしょう。
外側、内側の全部の面に避妊用ゼリーをぬります。右手にもち、指ではさんでつぶし細長い形にします。
指にはさんで細長い形にして膣に入れます。
指先を使って膣のおくのポケット部におしこみます。 次に、手前のポケット部に押しこみ、ピタリとはめこみます。
子宮口が完全にふさがったか指先でなぞってたしかめます。
取り出すときに注意すること
ペッサリーは、使ってから6時間以上たってから取り出すようにしましょう。 すぐ取り外すと、膣内に生きのこっている精子が子宮に入るかもしれません。 ただし、ペッサリーを12時間以上膣内に入れっぱなしにしておくと危険なので、忘れずに取り出しましょう。
指でひっかけて子宮口からはずし、取り出して水でよく洗って人目につかないところでかわかします。
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