漢字の歴史

漢字の誕生
 私達の周りには、たくさんの文字があります。ノートを取ったり、携帯電話でメールをうったり、文字は私達の生活に なくてはならない存在です。漢字は世界にたくさんある文字の1つですが、どのように誕生したのでしょうか。『漢字達人』を目指す道の第一歩として漢字の誕生を探って生きましょう。
 ●人類が最初に考え出した文字は 絵文字 です。エジプトを始めとする各地の古代遺跡に見られます。この絵文字は、次第にいくつかに分類され、 表意文字が生れました。漢字はこの表意文字の1つですが、 その誕生は今から約3300年前で、最も古い漢字は 亀甲獣骨文字(きっこうじゅうこつもじ)』と呼ばれています。 現在、私達が使っている漢字は、すべてこの亀甲獣骨文字が発展したものです。 その後、甲骨文字が発展し 「金文」「篆文」「隷書」 が現れ、現代の漢字に少しずつ近づいていきます。下の絵は 「木」 が甲骨文字から隷書へと発展していく様子です。「隷書」はかなり、現代日本で使われている漢字に似ていることがわかります。
 そして時代が進み“後漢”の終わりごろ、「隷書」が簡単になり「楷書」が出てきます。今現在日本で使われている漢字は、これと同じです。 日本では「正書」と呼ばれています。ちなみに「楷」は「正しい」「手本」という意味です。楷書を崩してできたのが 「行書」「草書」といい、一般には「崩し字」とも呼ばれています。

で囲まれたところをクリックすると、したのフレームに絵や説明が現れます。

●このように漢字は、何千年も前に生れ、変化し続けてきた、歴史的なすごい文字なのです。 ところで漢字は中国で生れたわけですが、日本へやってきてたのはいつ頃なのでしょうか? その他、漢字と仮名との関係の秘密が気になるあなたは 

こちらへ

トップへ